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2024/3/15/ - 3/21個展「mirrorge」東京 現代 アート

本展では、最新作「mirrorge」シリーズの現代アート作品の発表および過去作品をおよそ10点展示いたします。「mirrorge」シリーズは本



ギャラリーにて初個展時のレシートをモティーフとした再解釈作品でもあり、“鏡”と“蜃気楼”の2つの意味で付けられたタイトルは本展の重要なテーマとなっています。


会期:2024年3月15日(金) - 3月21日(木)

時間:13:00-19:00 (最終日17:00まで) レセプションパーティ:3月15日(金)16:00~19:00

場所:ギャラリー自由が丘

住所:〒158-0083

   東京都世田谷区奥沢5-41-2 アトラス自由が丘ビル1F



VIKI個展mirrorge
《The blonde beauty smiles #2》



【ステイトメント】

 私たちは見たいものを見て、信じたいものを信じる。遠くで見えたものが真実ではない。 

 ある日、映画館で1組のカップルがいた。そのカップルはポップコーンを買いながら映画の半券を思い出に取っておこうと話している。しかし、受け取ったポップコーンのレシートは捨ててしまった。なぜ、映画の半券は取っておくのに、ポップコーンを買ったレシートは捨てるのだろう?ポップコーンを買った出来事も大事なデートの1ページなのに。僕はそのレシートに新たな価値を与え、記憶のリサイクルができないかと考えた。レシートは、当たり前で忘れてしまう記憶が詰まったものかもしれない。そんな誰かの時間やログの積み重なったイメージが、社会のささくれを作っているのではないか。 

 レシートはリサイクルができない素材である。全国で1年間に消費されるレシートは、およそ5.4万トン。A4サイズのコピー用紙135億枚に相当し、水質汚染や森林伐採にも影響している。これは資源も記憶もおざなりにしている証ではないか?と僕はもどかしくなる。

 日本全国から集めたレシートを使用し、劣化を防ぐため、独自の素材でコラージュを施した。いつかレシートがなくなる数十年後、私たちの生活ログが文化的資料として残ることを意図している。


#東京 現代 アート


プレスリリースはこちら





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